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事業紹介

KWN PRIDE

ここにしかない技術で、
あらゆるものづくりを支える。
それが、KWN PRIDE―。

皆さんは「工業用金網」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?網戸?公園のフェンス?それともバーベキューの焼き網でしょうか?

「工業用金網」の歴史は古く、ヨーロッパでは産業革命、日本では明治時代以降に普及した歴史の長いもので、現代においてあらゆる製造の場面で機能を発揮する、ものづくりに欠かせない部品です。普及当初はほぼ輸入に頼っていた日本において、ステンレス線で金網を試作し、他社に先駆けて砂鉄ふるい分け用特殊金網や振動ふるい用スクリーン、そしてワイヤコンベヤーベルトなど数々の国産化をしてきました。
 当社はものづくりを行うメーカーのためのメーカーです。つまり食品、医薬品、化学製品、自動車などあらゆる業界で製品を作るメーカーこそが、私たちのお客様です。

当社は80年以上ずっと目立たぬ存在ながらも、更に広がる無限の可能性を追求して工業用金網だけを作り続けていますが、今なお安定した経営を続けています。その要因は、次のとおりです。

  • 当社の製品は、一社一社のお客様の要望に合わせた完全オーダーメイドです。
  • 当社の製品は、設備や機械ではなく、消耗部品です。ゆえに常に交換需要があります。
  • 私たちのお客様であるメーカーの業種は、食品、医薬品、化粧品、化学、石油、鉄鋼、自動車、精密機器等さまざまであり、結果として景気のリスクヘッジとなっています。

関西金網は、これからも工業用金網の日本のトップメーカーとしてのプライドを持ち、お客様企業の発展を支える存在であり続ける挑戦をしていきます。それがKWN PRIDEです。

「私たちはこんな製品を作っています。」

  • ワイヤコンベヤーベルト

    一般に運ぶことが仕事のコンベヤーベルトですが、「網目」のあるワイヤコンベヤーベルトには「運ぶ+α(アルファ)」の仕事があります。たとえば、網目があると熱をムラなく伝えやすいことから、パン生地を運びながら加熱したり、アイスクリームを運びながら凍らせたりすることができます。また、網目の通水性を利用して、油まみれの機械部品を運びながら洗浄することもできます。

    このように「運ぶ」に「+α(アルファ)」の用途が付加されるワイヤコンベヤーベルトの設計・製造には高い技術が求められますが、当社ならではの豊富な実績、独自の技術力を活かして、お客様の用途に合わせたフルオーダーメイドのワイヤコンベヤーベルトを製作しています。

  • スクリーン

    様々な工業プロセスで利用されている粉体は、所望の粉体特性を得るために粒子の大きさを制御する必要があります。化粧の下地に使われるファンデーションは粒子の大きさが揃っていないと外見が損なわれますし、特有の性能が発揮できなくなることもあります。チョコレートなどの食感も原料粉体の大きさのバランスによって滑らかさが整えられます。

    ふるい用金網(スクリーン)を使った「ふるい分け」では、「網目」の大きさで粒子を選別するため、粒子の大きさを正確に制御することができ、当社ではあらゆる粉体に対応するために多種多様なスクリーンを用意しており、その中から最適なものをお客様に提案・提供しています。

  • フィルター

    フィルターは、食品、医薬品、化成品など固液混合物を扱うほとんどの産業分野の「ろ過」プロセスにおいて利用されています。飲料水の製造工程で出てくる異物の除去や、液体中で生成した医薬品原料粉体の回収、合成樹脂ポリマー中のゲルの除去など、製品の安全性や品質を左右する重要な役割を担っています。

    特に金網を使ったフィルターは「網目」を使った正確な固液分離が可能であり、機械的強度、耐熱性、洗浄による再使用性に優れており、当社では高い技術力でこれら特長を活かしたフィルターを設計・製造しており、お客様からその性能に高い評価をいただいています。