
技術情報
ワイヤコンベヤーベルトのジョイント
分割されたベルトの端と端を繋ぎ、連結していくことをジョイントと言います。
ベルトタイプによってジョイント方法は異なります。詳細は以下の動画を参照ください。
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K2タイプ
左巻き、右巻きスパイラルを交互に組込み、クリンプ加工(波付加工)したロッドで連結します。端部は溶接により固定する方法が一般的ですが、曲げて引っ掛ける方法もあります(動画は溶接による固定)。
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BLタイプ
所定の形状に成形されたワイヤを前後のワイヤに絡ませて繋ぐ方法と、加工されたワイヤをカットし、ジョイントスリーブと呼ばれる円筒に通して繋ぐ方法があります(動画はワイヤに絡ませて繋ぐ方法)。
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LF2タイプ
片側がヘッダー加工された1本のロッドで前後のベルトを連結します。
ロッドのもう片方はネジ加工されており、ナットをヘッダー代わりに取付けて、ロッドとコマと溶接します[外側(=ヘッダー、ナット)側&内側(=ベルト側)]。