ふるい分けで、さまざまな問題が発生する場合があります。下表は代表的な原因とその解決法です。
| 問題点 |
金網が裂けるように破れる。 |
原因と
解決法 |
- 網の2次振動が考えられる。定期的に張力管理を行って増し締めする。
- 網の張力が均一か確認する。
- 角型ふるいの場合、中間の網受けゴムが摩耗していないか、確認する。
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| 問題点 |
摩耗によって早期に金網が破れる。 |
原因と
解決法 |
- 線経を太くする。 ※注意:開孔率が下がるため処理能力が減る場合があります。
- 網の下側が摩耗している場合、タッピングボールによる摩耗が考えられる。
タッピングボールの数を減らすか、ふるい網全面に均一に当たるようにする。
または、保護網の設置を検討する。
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| 問題点 |
部分的に金網が破れる。(いつも同じ所が破れる) |
原因と
解決法 |
- 処理物を集中投入している場合は、投入方法を分散投入にする。
- タッピングボールが特定箇所に集中して当たっている場合、ふるい網全面に均一に当たるようにする。
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| 問題点 |
金網の素線が折れるように破れる。 |
原因と
解決法 |
- 処理物、環境を確認する。網が腐食するような環境であれば材質を変更する。
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| 問題点 |
目詰まりが多い。 |
原因と
解決法 |
- 供給量を減らす。
- 線径を細くし開孔率を高くする。 ※注意:金網の強度が落ちる場合があります。
- トンキャップ金網、タイロッド金網を検討する。 ※注意:ふるい分け精度は悪くなる場合があります。
- タッピングボールなど目詰まり防止対策を検討する。
- 粘度の高い物のふるい分けの場合、フッ素樹脂コーティングを検討する。
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| 問題点 |
もっと処理能力を増やしたい。 |
原因と
解決法 |
- 線径を細くし開孔率を高くする。 ※注意:金網の強度が落ちる場合があります。
- トンキャップ金網、タイロッド金網を検討する。 ※注意:ふるい分け精度は悪くなる場合があります。
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| 問題点 |
ふるい分け精度を上げたい。 |
原因と
解決法 |
- JIS Z 8801-1(試験用ふるい)用の金網を検討する。
- フラットトップ金網、アーチクリンプ金網を検討する。
- 線径を太くし、目ずれの少ない金網を検討する。
- 開孔率を高くする。
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| 問題点 |
金網の線が混入する。 |
原因と
解決法 |
- 定期点検を行い摩耗、破れの早期発見をする。
- KNM21やダーマロイ等磁性のある材質を検討し、磁石などで除去する。
- 樹脂網を検討する。
- 打抜金網を検討する。
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適正な張力
ふるい網が折損する原因として、網のゆるみによりふるい機本来の振動とは別の2次振動が発生し、その結果、素線が疲労破壊することが考えられます。従って、ふるい網には適切な張力を掛ける必要があります。下図は金網の引張試験の結果で、一般にS-S曲線と呼びます。横軸にひずみを、縦軸には単位幅当たりの引張荷重をとり、これを張力とします。降伏点は通常1%前後です。関西金網では、降伏点の0.25~0.5倍を適正張力としています。従って、0.25~0.5%ひずみを示すところが適正張力です。