CROSSTALK01 座談会

キャリア採用社員座談会

S.Y.

管理統括部 主任

(2017年入社)

T.Ma.

営業部 大阪支店

(2018年入社)

T.Mo.

営業部 大阪支店

(2022年入社)

過去の経験や先入観に捉われず、
本当にお客様にとって必要なものを見極めることが何より重要。

Q1.現在の仕事内容と、やりがいを教えてください。

S.Y.

私が所属している管理統括部は、総務や経理、財務、人事労務、庶務といった、企業におけるバックヤード業務の全てを担当する部署になります。その中で私は人事労務を主に担当しているのですが、それだけをやる、ということはなく、総務や経理といった業務を行うことも多く、部員全員でカバーしあいながら、関西金網が円滑に企業活動を行えるため、そしてすべての社員が気持ちよく仕事に打ち込める環境を作るのが、我々の役割です。

T.Mo.

私が入社する際にも、選考から各種手続きに至るまで、S.Y.さんには大変お世話になりました。いま私がここで頑張っていられるのも、S.Y.さんのおかげです(笑)

T.Ma.

私とT.Mo.が所属している営業部は、製造業を中心としたお客様のもとに定期的にお伺いし、モノづくりの現場での課題やお悩み事をヒアリングさせていただくところから仕事が始まります。そこでお伺いした課題を当社の金網やフィルター、コンベヤーベルトといった多種多様な製品群を用いて解決していくのですが、お客様の課題はまさに千差万別で、既製品ではなく、オーダーメイドでの対応が必要になります。そうした課題解決型の営業活動ができるところが関西金網の面白さであり、難しいところでもあります。

T.Mo.

何度もお客様のところに伺った打ち合わせをしたり、社内の方に無理をお願いしたりと、出来上がるまでの過程は本当に大変ですが、その分、無事に納品できた時の嬉しさはひとしおですし、お客様が喜んでくださっている姿を直接見られるのは、営業の醍醐味ですし、特権ですよね。

T.Ma.

私も苦労して作った製品が実際にお客様のところで初めて稼働するときは毎回感動しますし、いくら見ても飽きないというか、ずっと見ていられますね。

S.Y.

苦労した分、やりがいを感じるという点では私も同じで、主に携わっている人事労務の中でも、新卒採用はインターンシップから入社に至る期間がすごく長いので、一番思い入れが強いですし、無事入社式を迎えられたときが「やってよかった」と一番感じられますね。

Q2.いい仕事をするために必要な考え方や姿勢は?

S.Y.

入社して様々な業務を経験させてもらい、できることの幅が広がった分、最近では任せてもらえる仕事も増えてきました。ですが仕事量が増えたにもかかわらず、これまでと同じ仕事のやり方しかできなければ、徐々に仕事に追われるようになり、良いパフォーマンスを発揮できなくなるのでは、という危機感も同時に感じるようになり、業務効率を高めるための外部研修を先日受講してきました。そこで学んだことが「タイムマネジメント」という考え方で、具体的に言うと、自分ではこの仕事は30分でできるだろうと思っていても実際に1時間以上かかっていたり、その逆もあるなど、計画と実際との差が大きいという自身の課題に気づくことができたんです。そこから日々の業務のスケジューリングから見直すようになり、業務効率の改善につなげることができています。

T.Mo.

その考え方は営業にとっても重要ですよね。お客様のご要望に対していつまでにどのレベルでご回答しなければならないか、これを見誤ると信頼関係を損ねることになりかねませんので、そうした齟齬が起きないよう、我々営業はお客様と親密なコミュニケーションをとること、そして何かあった時に一番に自分の名前を思い出してもらえるような関係性を築くことを一番に考えて仕事をしています。

T.Ma.

入社して数年経って、仕事に慣れてくると自分のやり方が身につく分、それが先入観になって仕事の邪魔になることもあるのかな、と私も感じています。私が最近心掛けていることは、決して自己都合ではなくお客様の目線に立って提案をすることです。経験を積むとつい、この課題にはこの解決策で、と考えてしまいますが、本当にお客様にとって必要なものを先入観にとらわれずに見極めることが何より重要です。そのためにゼロベースからお客様にヒアリングをさせていただき、関西金網の豊富な製品群、そして技術力をフル活用し、お客様にとってのベストプランを常に考えるようにしています。

誠実さと正直さ、そして好奇心を大切に、
ひとつひとつの業務に真摯に挑んでいきたい。

Q3.関西金網の良いところ、変えていきたいところは?

T.Mo.

若手社員へのサポート体制が充実しているのがいいところですね。私はまだ入社して日が浅く、営業としてまだまだ未熟な点が多いのですが、先輩がマンツーマンで指導役としてついてくれて、分からないことがあっても聞きやすいところがとても有難いです。

T.Ma.

関西金網の営業は課題解決型、と先ほど言いましたが、その分自由度が高く、営業個々が自らで解決策を考えて、仕事を動かしていかなければなりません。もちろん都度、上司に確認を取るのですが、間違ってなければ私のような若手でも考えは尊重してくれますし、チャレンジを応援してくれる風土が根付いています。もちろんその結果、失敗することもあるのですが、そんな時は全員でバックアップしてくれる頼もしさもありますので、臆することなく前を向いて挑戦できるのが、とてもいいところだと思います。

S.Y.

私も関西金網の良いところはチームワークの強さ、面倒見のいい人が多い、困ったときに助けてくれたり、頼んだことを快く引き受けてくれる人ばかりといった、社員の人柄の良さが一番だと思います。我々キャリア採用組もこうした社風を次の世代に受け継いでいかないと、ですね。

T.Ma.

一方でそんな社風の影響か、退職する方がとても少なく、全体的に若手社員が少ないので、ここはS.Y.さんに頑張ってもらって(笑)、新卒・キャリア問わず、若手社員をどんどん採用してほしいです。

S.Y.

ご期待に応えられるよう、頑張りますので、また困ったときは助けてね(笑)

Q4.一緒に働く人に求めることを教えてください。

T.Mo.

誠実で嘘をつかないこと、これは絶対に必要です。例えばお客様との商談内容について、自分に都合が悪いことは上司に報告しないとか、嘘を伝えると、その誤った情報をもとに上司はアドバイスをすることになり、結果お客様にとって迷惑がかかるだけでなく、会社としての信用に著しく傷をつけることにつながりかねません。どんな仕事にも誠実に向き合い、失敗やミスがあってもそれを素直に反省し、報告できる人であれば、きっと関西金網の温かい社風のもとで成長できるはずです。

T.Ma.

私もまったく同感で、それに付け加えるとすれば、どんなことにも好奇心を持ってほしいということですね。自社製品に対して興味を持ち、より知識を身につけていこうという姿勢も大事ですし、営業は時としてお客様から雑談を求められることもありますので、いま世の中で起こっている出来事についてもなるべく幅広く興味を持てるような方が、関西金網の営業に向いているんじゃないでしょうか。

S.Y.

採用に携わる立場として、二人が言っていることはその通りだと思いますし、仕事をする上で知識やスキルといった能力面ももちろん大切ですが、当社は人間性や性格といった人柄を重視した採用を行っており、その結果、社風にマッチして長く働き続けている社員が多いという特長となっています。これからもこの方針を続けていって、次の関西金網を担う若手社員をどんどん採用していきたいと思います。