INTERVIEW – 品質保証 – 関西金網株式会社

お客様にご満足いただける製品を送り出すため、
厳格な品質管理・監査を実施。

高品質な製品を安定的にご提供できるよう、製造現場をサポート。

当社が製造しているコンベヤーベルトなどの製品は、ISO（国際標準化機構）と呼ばれる機関の国際規格に従って定められた社内ルールに基づき、厳格に品質を管理しています。私が所属している品質保証部は、ISO認証登録の取得に始まり、各工場の品質管理体制の運用がその基準を満たしているかといった確認作業や、検査成績書をはじめとする、お客様から求められる各種書類の作成などに対応し、関西金網の製品の高い品質を維持するための活動を行っています。
その中で私は、ISO9001（品質マネジメントシステム）の認証登録審査に関する様々な対応を主に担当しています。またこの品質マネジメントシステムを全社で運用することで、お客様にご満足いただける製品を安定的にご提供できるよう、製造現場のサポートを行っています。

より一層規格に関する知識や理解度を高め、必要なスキルを身につけたい。

厳格な品質管理を行っている当社でも、お客様のご要望を完全に満たすことはなかなか難しいものがあります。お客様の要求水準に到達出来なかった場合は原因を徹底的に分析し、対策を製造現場と擦り合わせながら、報告書を作成し、お客様にご提出します。またお客様が直接工場に視察に来られた際の対応や、改善対策が確実に現場で実施されているかの監査を行うなど、改善に繋げるための対応が何より大事だということを常に念頭に置いて、冷静かつ柔軟に行動することを心掛けています。
私は当社に入社してからISO9001に携わるようになったため、まだ知識や経験が浅く、先輩社員のサポートを受けながら業務を行っているのが現状です。今後はより一層規格に関する知識や理解度を高めるとともに、積極的に監査に関わることで監査員としての経験を積んでいきたいと思っています。そして将来的には私自身が主体となってISO9001関連の登録審査活動に取り組めるよう、必要なスキルを身につけたいと考えています。

学生時代、研究を通じて身についた考え方や姿勢が、
今の業務に役立っている。

学生時代は工学部で制御工学を専攻しており、今の仕事とは直接的な関係はありませんが、研究を通じて身についたロジカルシンキングや、根気よく物事に取り組む姿勢は今の業務に活かせていると思います。また前職でも品質保証部に所属しており、製品の検査業務に主に担当していましたので、製品の違いこそあれ、計測器の取り扱いからトラブル対応といった点で共通する部分も多く、日々の業務に大変役立っています。