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社員紹介_04 海外部 係長 戸次 修造

KWN PRIDE

関西金網のクオリティを広く海外へ。
そのために妥協しないものづくりへの
姿勢を貫く。

関西金網はタイにある子会社をはじめ、世界各地に営業・製造拠点を有しており、お客様もまた世界各国に存在しており、様々な国や地域で私たちの製品を使っていただいています。私は現在海外部に所属しており、海外のお客様への営業活動と、タイの子会社をはじめとする海外子会社との窓口担当として材料、製品の輸出入業務に従事しています。海外のお客様の多くは関西金網の品質の高さにご評価をいただき、お取引をしていただいておりますが、コスト面でメリットの大きい海外生産にも魅力を感じられるケースが多く、Made in Japan、関西金網クオリティを維持しつつ、より安価に製品をご提供できるタイ、中国といった海外子会社の工場への期待はますます高まっています。国内で培った営業、製造のノウハウをタイや中国の工場へ承継することで当社が目指すアジアでのリーディングカンパニーへ一歩でも近づくべく、全社が一丸となって注力しています。

関西金網のものづくりはお客様のご要望に合わせたオーダーメイドが基本で、海外でもこの考え方は変わりません。そのためには現地の従業員にこの思想を浸透させなければならず、当社の駐在スタッフと連携し、妥協のないものづくりへの姿勢の徹底を常に意識しています。

困難を乗り越えた先には、
みんなで喜びを分かち合える時が
きっと来る。

海外のお客様と商談を進める際には、国内とは違った観点での提案が必要になります。例えば、輸出入をする際に必要となる関税を踏まえて、どの国で製造すればコストメリットが最も得られるかといったことや、通関業務に必要な日数を踏まえたスケジュールの提案などにも気を配りながら業務にあたっています。お客様とのやり取りは英語で行うため、お互いの理解に齟齬をきたさないよう注意する必要もあり、一筋縄ではいかないことも数多くありますが、そうした困難を乗り越えた結果、私、そして会社をご評価いただき、注文をいただけた時は大きなやりがいを感じることができますね。

実際、現在進行中の案件で、お話をいただいてから開発、試作、実験を何度も繰り返し、数年間の時間を要し、ようやく形になりそうな案件があります。まだ完成には至っていないのですが、技術部・工場・品質保証部のメンバーに助けられながら、あと少しのところまで来ることができました。実現できればかなり大きな契約になることは間違いないので、もう少し頑張って絶対に形にし、助けてくれた方々に恩返しをしたいと思いますね。

売るだけじゃない、売って終わりでもない。
関西金網は常に一歩先を見据え、
挑戦している。

関西金網の営業はお客様と技術部、そして工場の中心となって情報のやり取りを行う、ハブの役割を担っています。開発段階ではお客様からいただいたご要望をまずしっかりと技術部に伝え、設計図に落とし込んでもらう。そして工場には図面をただ渡すだけでなく、直接会って注意点などを説明する。出荷前には品質に問題はないか必ず検査を依頼するなど、各持ち場の方々とのコミュニケーションを密に取りながら、こうした繰り返しの確認を徹底してお客様に間違いのない製品をお届けできるよう努めています。また製品の供給が軌道に乗り始めた後は、これまで自身が担ってきた各種役割をそれぞれの部署に振り分けて、品質面でもコスト面でも安定した製造体制を確立することも営業の重要な職務です。関西金網の営業は、ものを売るだけではありませんし、売って終わりでもありません。より高品質な製品をより安く、より安定的にご提供したい。私たちのこの挑戦にゴールはありませんから、弛まぬ努力を積み重ね、前を向いて走り続けていきたいですね。

1日のしごとのスケジュール 1日のしごとのスケジュール

  • 08:30 出社、メールチェック。
    メールが仕事の起点になることが多いので、優先順位をつけながら順次対応していきます。
  • 10:00 海外のお客様からの電話対応。
    急ぎの件は電話で来ることが多いので、より素早い対応を心掛けています。
    英語でのコミュニケーションが基本ですので、中途半端な表現をして相手に誤解を与えないよう、より自分の意思が明確に伝わるコミュニケーションが必要です。
  • 12:00 昼休憩。社内にいることがほとんどなので、息抜きに昼食は外で食べることがほとんど
    往復15分ほど歩いて気分転換を行い、午後の業務に備えます。
  • 12:45 工場の製造工程の確認、通関関係の手配。
    複数の案件が同時に進行していきますので、慎重に確認をしながら業務を進めます。
  • 16:00 タイ工場スタッフとの電話会議
  • 17:30 明日の業務を確認後、退社。

戸次 修造のプロフィール 戸次 修造のプロフィール

休日の過ごし方は?
子どもと外で遊ぶか、家で読書、囲碁将棋など。
学生時代はスキューバダイビングにハマっていましたが、最近はまだ子どもに手がかかるので、インドア派ですね。
座右の銘は?
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、ひとは動かじ」。
山本五十六の言葉ですが、いまの自分の仕事、立場に通じるものがありますね。
よい製品作りにはこうした姿勢が大切だと考え、大切にしている言葉です。
関西金網を一言で言うと?
それぞれの自主性を重んじてくれて、仕事を任せてくれる会社です。
それが個々の成長に繋がっていると感じますね。